高性能地震計
当社では、半導体型の高性能センサーを用いた地震計を開発しました。このセンサーは、1Hz以下の低周期から100Hzレベルの高周波の地震まで幅広く範囲の地震をレンジ操作なしに計測が可能です。以下に、地震計測システムと、工場の制御室に設置する地震計制御システムについてご紹介します。
地震計の仕様
| 項目 | 仕様 | 特長 |
| 計測 感度 | 0.01~10,000Gal | ダイナミックレンジが広く、幅広いレンジで切り替えなしで測定が可能です。 |
| 計測周波数 | 0.1Hz~50Hz | 石油タンク等のスロッシングで問題となる長周期地震からタンクや施設破損が生ずる短周期地震まで幅広く測定評価できます |
| 信頼性 | ダブルセンサ 構造 | 地震計内に二つのセンサーを備え計測値を常時比較しながら地震を計測しますので、得られた計測値は高い信頼性が得られます |
[制御システム]
制御システムはラック内に収容しています。以下にそれぞれの機器について説明します。
ディスプレイ
ディスプレイラックに収容された液晶ディスプレイは、地震発生時は地震の規模等の情報を示すと共に短周期地震によるタンクや油送施設・製油所施設、その他工場施設等の被害状況を表示します。
コンピューター
データ受信・保管用コンピューターとデータ処理用コンピューターの2台の高信頼性コンピューターで構成しています。それぞれ役割を分担する事によってより信頼性の高い情報処理が出来ます。
キーボード
引き出し式の棚に収納されており、使用しないときはラック内に収納しています。
プリンター
計測データを施設内のタンク、設備毎に計算した結果を印字します。システム全体の電圧を安定させる必要がある事から、本システムでは高信頼性で紙詰まりの生じにくいインクジェットプリンタを選択しています。

地震計制御システムのコンセプト図
無停電電源(UPS)
地震発生時の停電時でもシステムの停止を防ぐため、無停電電源装置(UPS)を備えています。
[地震観測システムのオプション]
地震計は上記の基本システム加えて、以下のオプションの設定があります。
リモート管理
地震計システムをネットワークを通して当社のコンピューターに接続し、地震計の状況確認や遠隔操作等を行うことが出来ます。これにより地震計の作動情報を常に監視する事ができ、地震記録を確実に得ることが出来ます。また、地震計で警報が発報されないレベルの地震も確認することが出来るようになり、工場等の敷地に関する詳細な情報も取得が可能となります。
スターリンク接続
市中回線や携帯回線は、大規模地震などの非常時では通信量の増大による輻輳が生じ、ネットワークへ接続出来ない状態となる事も想定されます。一方、衛星通信を利用したスターリンク回線ではこの影響が軽減され安定した接続状態となる事が期待できます。リモート接続をご希望の場合は、スターリンク接続もご検討いただきたく、ご検討をよろしくお願いいたします。
🔙戻る
